ぐすとも、ぐすともせん
【標準語】びくとも
【品詞】副詞
【意味】びくとも、少しも、てこでも
【参考】
・主に糸島を中心に使われる:糸島弁
・否定形の動詞を接続して使う「ぐすとも+~ない」
《用例》
・ぐすともせん
→びくともしない、ちっとも動かない、少しも驚かない
・ぐすとも動かん
→てこでも動かない、動く気配すらない
【用例】
・このビルな基礎の強かけん、大地震の来たっちゃグストモセンばい
→このビルは基礎が強いから、大地震が来てもびくともしないんだ
・この虫な…死んだふりしとうとかいな?ネコからくじられたっちゃ…グストモいごかん
→この虫は…死んだふりしてんのかな?ネコから弄ばれても…ピクリとも動かない
・「わっ」って驚かいてもグストモセンたあ、隠れとうとのわかっとったっけんやろ?
→「わっ」っと驚かしてもちっとも驚かないのは、隠れてるのがわかってたからだろ?
・かかさんのはらかて…飯やら風呂やらグストモシナレン、うてあいもしなれん
→母さんが怒って…ご飯や風呂など準備してくれない、相手にもしてくれない
イラストによる状況解説
【翻訳】
「妻よー!俺が悪かった…動いて…」
「フン!」
【博多・糸島弁検索】
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