げいのおおか

【標準語】作業手順が多い、仕事の種類が多い

【品詞】形容詞

【意味】

(1)「作業手順が多い」の「げいのおおか」

《意味》一つの仕事を仕上げるのにいろいろとすることが多い、作業が煩雑

《用例》

・日本刀な…鍛冶やら砥ぎやら彫金やら、ほんにいゲイノオオカ…伝統工芸やねえ
 →日本刀は…鍛冶や砥ぎ、彫金など、本当に仕事が多い…伝統工芸だねぇ

・今年の正月な…おせち料理ば買おうえ、品数の多して…調理もゲイノオオカと
 →今年の正月は…おせち料理を買おうよ、品数が多くて…調理も作業が煩雑なの

・ハーレーダビットソンのプラモデルやら…作りようと?ゲイノオオカろう?
 →ハーレーダビットソンのプラモデルなんか…作ってんの?作業手順が多いだろ?

(2)「仕事の種類が多い」の「げいのおおか」

《意味》仕事としてすることが多い、いろんな仕事をしなければならない

《用例》

・コンビニのバイトなレジの他い、支払やら受付やら…何やかんやゲイノオオカ
 →コンビニのバイトはレジの他に、支払いや受付など…何かにと仕事の種類が多い

・農業やら植えりゃでける、ぐらい思うとろ?ゲイノオオカとぜ
 →農業って植えればできる、くらい思ってるだろ?やる仕事の種類は多いんだぞ

・機構改革とリストラで…何でちゃせないかん、ゲイノオオカけん…やおいかん
 →機構改革とリストラで…何でもしないといけない、仕事の種類が多くて…辛い

【参考】げい(芸:作業)+の+おおか(多い)

■TOP画面に戻る
■「知っとう、博多・糸島弁」に戻る

イラストによる用例解説

 

【翻訳】
「ちらし寿司は…煮たり焼いたり茹でたりした、たくさんの具材を、切ったり
ほぐしたりして…酢飯に和えて、混ぜて、乗せて…綺麗に盛り付けたご馳走」
結構、調理の手数が多い料理なのです。でも!これを使えば…」
「あっという間に、でき上がり」

■TOP画面に戻る
■「知っとう、博多・糸島弁」に戻る

【博多・糸島弁検索】

あ(ア) い(イ) う(ウ) え(エ) お(オ)
か(カ) き(キ) く(ク) け(ケ) こ(コ)
さ(サ) し(シ) す(ス) せ(セ) そ(ソ
た(タ) ち(チ) つ(ツ) て(テ) と(ト)
な(ナ) に(ニ) ぬ(ヌ) ね(ネ) の(ノ)
は(ハ) ひ(ヒ ふ(フ) へ(ヘ) ほ(ホ)
ま(マ) み(ミ) む(ム) め(メ) も(モ)
や(ヤ)   ゆ(ユ)   よ(ヨ)
ら(ラ) り(リ) る(ル) れ(レ) ろ(ロ)
わ(ワ)       ん(ン)