こざこざ
【標準語】細々した物事、些細な物事が入り混じった様
【品詞】名詞、副詞
【意味】
(1)「細々した物事」の「こざこざ」
《意味》細かい物事、取るに足りない事柄、どうでもよい物事
《用例》
・あんた…社長なんやけん、そえなコザコザしたこたあ…社員にさせときない
→あなた…社長なんだから、そのような細々した物事は…社員にさせておきなさい
・キティーちゃんの…コザコザば集めよったら、コレクションになっしもうた
→キティーちゃんの…小物グッズを集めていたら、コレクションになってしまった
・あっちの夫婦喧嘩な激しかが、ようと聞いたら…いっつも原因なコザコザやん
→あのお宅の夫婦喧嘩は激しいけど、よく聞けば…いつも原因は取るに足らない物事だ
(2)「些細な物事が入り混じった様」の「こざこざ」
《意味》細々したものが入り混じっている様子、たくさんの些細な物事
【用例】
・遅れてすんまっせん…出がけいなってコザコザのあって、遅うなりました
→遅れてすみません…出かけるときになって些細なことがあって、遅くなりました
・そこいらいあるコザコザな…もういらんけん、欲しかとのあるなら…持て行てよかよ
→その辺にある小物は…もういらないから、欲しいのがあれば…持って行っていいよ
・補助金申請ばしたが、書類のいるやら証明ば取てこいやら…コザコザの多か
→補助金申請をしたけど、書類がいるや証明を取ってこいなど…些細な面倒が多い
イラストによる用例解説
【翻訳】
「あああ…細々したものが多過ぎて、ちっとも片付かない
…片付けられない女だねえ…」
【博多・糸島弁検索】
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