したむる、すらめる
【標準語】水気を切る
【品詞】動詞
【意味】
・水気を切る
・器から液体を出しつくす、器を空にする
【同義】したむる、すだめる、すらめる
【参考】由来は古語の「したむ(湑む)」で液体を滴らせること、しずくを残らず垂らしきること
【用例】
・お茶の苦うなるけん、急須のお茶な…しまえまでスラメとっちゃらん
→お茶が苦くなるから、急須のお茶は…最後まで出し切ってくれないかい
・たいがい、ああたたちゃ帰んない。ビールば何本シタムルつもりなあ
→いい加減、あなたたちは買ってくれない。ビールを何本空にするつもりなのよ
・お開きいするけん、目の前の燗瓶ばスダメテ…最後の乾杯ばしまっしょう
→お開きにするので、目の前の燗瓶を空にして…最後の乾杯をしましょうよ
イラストによる状況解説
【博多・糸島弁検索】
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