しびる、ちびる
【標準語】少しずつ漏らす、しぶる
【品詞】動詞
【意味】
・醤油などをさした後に容器の口から後引きしてしたたる
・少しずつ漏らす、少しずつ出す
・金銭などを出し惜む
・下痢をする
・大小便を漏らす
【参考】しびりばら
《意味》しぶり腹(繰り返し腹痛・便意があるが、思うように便が出ない様)
《用例》「何か悪かとば食うたとかいな?さあきからシビリバラいなって…やおいかん」
→「何か悪いものを食ったのかな?さっきからしぶり腹になって…苦しいよ」
【用例】
・新しか、きびしょないかん。シビルけん、食卓い丸か醤油の跡のたいそついっしもうた
→新しい、醤油さしはダメだ。漏れるから、食卓に丸い醤油の跡がたくさんついてしまった
・あすこの店な、こすかけん…今年も、夏祭りの協賛金ばシビンなあ。
→あそこの店は、ケチだから…今年も夏、祭りの協賛金を出し渋るんだ。
・オナラと思うて屁ばこいたら、あぽばシビッテしもうた
→オナラと思って屁をしたら、うんちを漏らしてしまった
イラストによる状況解説
【博多・糸島弁検索】
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