せらう

【標準語】妬む、睨む

【品詞】動詞

【意味】
・ねたむ、そねむ、やきもちを焼く
・にらむ、がんを飛ばす

【参考】語源についての説
・「せらいご(競合子):養子を儲けた後にできた子供」説:養子がねたむ・そねむことから
・「せせらう(あざける、ばかにする)」説

【用例】
・長男ばっかり可愛がるけん、他の兄弟がセロウテ…でけそこないよんなるばい
 →長男ばかり可愛がるから、他の兄弟がそねんで…不良になりかけているよ
・あんた、誰かい恨まれとうばい。さあきから、あの男の人のあんたばセライよんなる
 →あなた、誰かに恨まれているよ。さっきから、あの男の人があんたを睨んでいるよ

■TOP画面に戻る
■「知っとう、博多・糸島弁」に戻る

イラストによる状況解説

 

【翻訳】
(少女A)「あの人…なぜ、私を睨みつけているのかしら」
(少女B)「羨ましがられているのよ!」「あなたがお金持ちで、お嬢様で、しかも美人で可愛いから妬んでいるのよ!」

■TOP画面に戻る
■「知っとう、博多・糸島弁」に戻る

【博多・糸島弁検索】

あ(ア) い(イ) う(ウ) え(エ) お(オ)
か(カ) き(キ) く(ク) け(ケ) こ(コ)
さ(サ) し(シ) す(ス) せ(セ) そ(ソ
た(タ) ち(チ) つ(ツ) て(テ) と(ト)
な(ナ) に(ニ) ぬ(ヌ) ね(ネ) の(ノ)
は(ハ) ひ(ヒ ふ(フ) へ(ヘ) ほ(ホ)
ま(マ) み(ミ) む(ム) め(メ) も(モ)
や(ヤ)   ゆ(ユ)   よ(ヨ)
ら(ラ) り(リ) る(ル) れ(レ) ろ(ロ)
わ(ワ)       ん(ン)