にくじ、にくじゅう
【標準語】いたずら
【品詞】名詞
【意味等】他人に迷惑をかけるような行為、意地悪、いじめ、悪口、皮肉、嫌み
【参考】語源は「憎し」で、憎まれるようなことを言ったりしたりすること
【同義】にくじ、にくじゅう
【関連】にくじゅうを使った言い回し…「にくじゅうなてんきで」
《意味》あいにくの天気で
《用例》「糸島いドライブい行たとい、ニクジュウナテンキデ…楽しゅうなかった」
→「糸島にドライブに行ったのに、生憎のお天気で…楽しくなかった」
【用例】
・うちの主任な、機嫌の悪うなったらニクジばっかり言うて…毒吐いてまわんなあ
→うちの主任は、機嫌が悪くなったら嫌味ばかり言って…毒を吐いてまわるんだ
・そえん…ひちこいたらしゅう、弟いニクジュウせんと…泣きよんなろうが、みのでるばい
→そんなに…執拗に、弟をからかっちゃいかん…泣いているだろう、喧嘩になるぞ
・アジコば釣りい行たら…ニクジュウのごとクサフグばっかしで、ぞうたんのごたった
→アジを釣りに行ったら…嫌がらせのようにクサフグばかりで、途方もないことだった
イラストによる状況解説
【翻訳】「おまえなんか…ちっとも好きじゃない…けど、カエル…いる?あなたにあげようか?」(本当は大好き)(本当は大好き)「もーっ!嫌がらせは、しないで!」
【博多・糸島弁検索】
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。