ひょうかん
【標準語】ひょうきん
【品詞】形容動詞
【意味等】気軽でおどけること、軽はずみであること、軽率
【同義】ひょうかん、ひょんかん
【参考】「剽悍(ひょうかん)」は「剽軽(ひょうきん)」の意味にすり替わっている
・「剽悍(ひょうかん)」は本来、剽(とんでもない)+「悍」(荒々しく強い)の意味
・「剽軽(ひょうきん)」は本来、剽(とんでもない)+「軽」(気軽でおどけた)の意味
・本来の意味と相違するようになった原因は不明
【関連】
・「悍(かん)」は「おぞましい」の意で、「怖い、恐ろしい」の意である「えずい」の語源
・「軽(きん)」は「気軽でおどけた感じ、落ち着きがない、軽々しい」の意
・「剽(ひょう)」は「とんでもない、妙な」の意
【用例】
・ぞうたんばっかし言う…ヒョウカンか男やったが、上京して…お笑い芸人になんなった
→冗談ばかり言う…ひょうきんな男だったけど、上京して…お笑い芸人になっちゃった
・でけん約束ばしたら…信用ののうなりますばい、ちいっとヒョウカンやなかとですか?
→出来ない約束をしたら…信用が無くなりますよ、ちょっと軽卒じゃないんですか?
・ちっとよか男で、女の人い…ヒョンカンに話しかくるけん、ナンパの上手かとやもん
→ちょっといい男で、女の人に…軽くおどけて話しかけるから、ナンパが上手いんだもの
イラストによる状況解説
【翻訳】
「個人的には、一番、ひょうきんな地方芸能だと思っています」
【博多・糸島弁検索】
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