ふうたんぬるか
【標準語】のろま
【品詞】形容詞
【意味等】やりかたがのろい、ぐずぐずする、反応が鈍い、どんくさい
【説明】動作が遅くてぐずついたり、扱いが緩やか過ぎて対応が遅いような状況
【参考】語源は諸説ある
《説1》ふうたん(ほうたれ:間抜け)+ぬるか(のろい、鈍い)→のろま
・「ふうたん」は「ほうたれ」で「ふうけもん」「ほうけ」の意味
《説2》ふうたん(風体:様子、見かけ)+ぬるか(のろい、鈍い)→のろま
・「ふうたん」は「風体(ふう(様子)+てい)」で、様子や具合の状態の意味
【用例】
・まあだ…作業の終わらんとや?フウタンヌルカ仕事ばせんで…しかしかしてんろ
→まだ…作業が終わらないの?ぐずぐずした仕事をしないで…てきぱきやれよ
・申請して1週間経つとい…音沙汰のなか、決済やら何やら…役所仕事なフウタンヌルカ
→申請して1週間経つのに…音沙汰が無い、決済やら何やらと…役所仕事は対応が鈍い
・あらあフウタンヌルカけん…急ぎの仕事な無理ばい、お客さんば…はらかかすると思う
→あいつは鈍臭いので…急ぎの仕事は無理だよ、お客さんを…怒らせてしまうと思う
イラストによる状況解説
【博多・糸島弁検索】
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