ちんくそ、へくい
【標準語】親友
【品詞】名詞
【意味等】最も親しい友人、心を打ち明けて交わえる友人
【同義】ちんくそ、へくい、へくいどし、へくいともだち
【参考①】「ちんくそ」について
《参考》おそらく朝鮮語の「チング(親友)」が由来と思われる
《関連》筑豊ではチンドシ、長崎ではチングなど、九州北部で広く使われる
【参考②】「へくい」についての語源は諸説
《参考》漢字で「屁食い」または「戸喫・竈食い」
・「屁食い」説:いつも屁を嗅ぎ合うほど近い仲であること
・「戸喫」「竈食い説」:同年輩の人、同じ釜の飯を食べた人
【用例】
・あたきとああたの父ちゃんな…こまかっとっからのチンクソたい
→私とあなたのお父さんは…小さいときからの親友です
・今な…偉うなっとんなあばってん、市長と俺な、こまかとっからのヘクイやん
→今は…偉くなっているけれども、市長と俺は、小さい頃からの親友だよ
・あれたちゃヘクイドシやったが…三角関係いなって、今な口もききなれんごとなった
→あいつら親友だったけど…三角関係になって、今は口を利くことも無くなった
・俺たちゃヘクイトモダチばってん…ぜんの貸し借りな、シビアかとぜ
→俺たち親友だけど…お金の貸し借りは、シビアなんだぜ
イラストによる状況解説
【翻訳】「ちんくそ」「へくい」どちらも…俺たち親友!
【博多・糸島弁検索】
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