へずる
【標準語】減らす
【品詞】動詞
【意味等】取って減らす、分量を減らす、削り取る、争い取る、上前を撥ねる
【参考】語源は鎌倉時代の言葉で古語の「へつる」、漢字で「剥る、折る、削る」
【類義】はつる(削る):少しずつ削ること、博多弁では横っ面を平手打ちすること
【関連】全国各地で広く使われる方言
【用例】
・そえん…たいそ食いきらん、お茶碗のご飯ば、ちいっとヘズッちゃらんね
→そんなに…たくさん食えないよ、お茶碗のご飯を、少し減らしてくれないかい
・働き方改革で、残業ばヘズルとはよかばってん、給料までヘズラるるけん、やおいかん
→働き方改革で、残業を減らすのはいいけれど、給料まで減らされるので、大変だよ
・源泉徴収って言やあ、聞こえなよかばってん…給料から税金がとヘズルこったい
→源泉徴収と言えば、聞こえはいいけど…給料から税金分の上前を撥ねることだよ
イラストによる状況解説
【翻訳】
「そんなに食えないよ…少し減らして!明日は試合があるんだ!」
「若いんだから、食わなきゃ…」
「たくさん食べなきゃ…負けちゃうよ!」
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