またごす
【標準語】跨ぐ(またぐ)
【品詞】動詞
【意味等】またいで物の上を越える、またいで越える
【参考】また(またぐ)+ごす(越える)→またいで越える
【用例】
・たいそ雑魚寝しとんなあけん…行儀な悪かばってん、寝とんなあとばマタゴイテ帰るけん
→大勢が雑魚寝しているので…行儀は悪いんだけど、寝ている人をまたいで帰るから
・社長の息子な跡継ぎやけん…課長やら部長ばマタゴイテ、20歳代で専務い出世しなった
→社長の息子は跡継ぎなので…課長や部長をまたいで越えて、20歳代で専務に出世しちゃった
・「ねこまたごっつおー」って言うたあ、ネコも食わんでマタゴスごたあ、不味か料理のこったい
→「ねこまたごっつおー」と言うのは、ネコも食わずに跨いで行くような、不味い料理のことだ
・インのアポの落てとうとば、マタゴスつもりやったとい…ちゃんとこ踏んでしもうた、あぺちか
→犬の糞が落ちているのを、跨いで行くつもりだったのに…迂闊にも踏んでしまった、汚い
イラストによる状況解説
【翻訳】
「人をまたいで越えるなよ」
【博多・糸島弁検索】
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