いやらっさ
【標準語】嫌味
【標準語】すけべ、腹黒い
【品詞】形容詞
【意味】
(1)「すけべ」の「いやらっさ」
《意味》いやらしい、卑猥
《用例》
・男子が女子の着替えば…覗きよる、イヤラッサ…変態、うっ叩かるるよ
→男子が女子の着替えを…覗いてる、すけべ…変態、ぶん殴るよ
・坊さんの…下着泥棒で捕まっとんなあ、宗教家のとい…イヤラッサ
→僧侶が…下着泥棒で捕まってるよ、宗教家なのに…いやらしい
・まあ…なんとイヤラッサ、ベッドの下い…エロ本のたいそ隠しちゃる
→まあ…なんて卑猥なの、ベッドの下に…エロ本がたくさん隠してある
(2) 「腹黒い」の「いやらっさ」
《意味》汚い、悪どい、性格が悪辣
《用例》
・被災者ば狙うて…見舞金ば騙し取っとう?イヤラッサ…こえなたあ人間やなか
→被災者を狙って…見舞金を騙し取ってる?悪どい…こんなやつは人間じゃない
・イヤラッサ…助けてもろうとうとい、難癖つけて…恩人ば訴えとうげな
→きたね-っ…助けてもらってるのに、難癖つけて…恩人を訴えてるそうだ
・認知症ってわかっとって…ぜんば貸いて、財産ば巻き上げて…ほんにイヤラッサ
→認知症って分かってて…お金を貸して、財産を巻き上げて…本当に腹黒い
イラストによる用例解説
【翻訳】
《上》
「頼むから…おっぱいを揉ませてくれないかい?い、いいだろう…」
「すけべ、私はそんなに安っぽい女じゃないのよ!気安く触らないでよ」
《下》
「親友を騙して…財産を残らず自分のものにしちゃって、その友達一家は無理心中だよ」
「もの凄く、腹黒いそうよ」
「悪辣だわ、そんなクズ男だったの?信じられない」
「俺の悪口を…言ってないかい?」
【博多・糸島弁検索】
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。