げえしゃ
【標準語】芸達者、太鼓持ち
【品詞】名詞
【意味】
(1)「芸達者」の「げえしゃ」
《意味》芸が上手な人、いろいろ面白いまねをする人
《用例》
・ああたあ…ゲエシャやもん、ははははは…おかしゅうして腹の痛か
→あなたは…芸達者だよ、ははははは…おかしくてお腹が痛いよ
・なんて?忘年会な来られん?ゲエシャのあんたがこなあ、面白うなかばい
→何だって?忘年会は行けない?芸が上手なあなたが来なきゃ、面白くないよ
・あらあ…ゲエシャやったけん、お笑い番組で優勝して…タレントいなっしもうた
→あいつは…芸達者だったので、お笑い番組で優勝して…タレントになっちゃった
(2)「太鼓持ち」の「げえしゃ」
《意味》男芸者、腰巾着、提灯持ち、権力者などにまとわってご機嫌取りをする人
《用例》
・ゲエシャやねえ…偉か人の来なったらゴマすり、恥ずかしゅうして見とられん
→太鼓持ちだねぇ…偉い人が来たらゴマすり、恥ずかしくて見てられない
・社長のワンマンやけん…取り巻きなそうよゲエシャ、しまえとう…この会社
→社長がワンマンだから…取り巻きはみんな太鼓持ち、終わってるな…この会社
・課長な…ゲエシャ日本一、上の者にはよう気の利いて…こごたえもよういごく
→課長は…男芸者日本一、上の者にはよく気が利いて…フットワークも軽い
イラストによる状況解説

「パーッと盛り上がって、いきましょうか…」
「イエーイ」「やんややんや」
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