~ごみ、~ごみい
【標準語】~ごと
【品詞】接尾語
【意味】~ごと、~と一緒に、~ぐるみに、~ともに
【同義】~ごみ、~ごみい
【参考】
・由来は「~込みに」で、「~と一緒に」の意
・「~ごみ、~ごみい」は、「~込みに」の音変異
【類義】~なり、なりい
《意味》~ごと、~と一緒、~まま
《用例》
・剥くとの面倒らしかけん、ごめんばってん…リンゴな皮ナリイ食べちゃり
→剥くのが面倒なので、悪いけど…リンゴは皮のまま食べてちょうだい
・畳いな…靴ナリ上がったらいかん、外人さんやけん…ほうずのわかんなれん
→畳には…靴のまま上がったらいかん、外人さんだから…仕来たりが分かっていない
【用例】
・ポリフェノールやら入って…健康い良かけん、リンゴな皮ゴミイ食べたがよかと
→ポリフェノールとか入って…健康に良いから、リンゴは皮ごと食べたらいいよ
・珍しかろ…皮ゴミ食わるるバナナ、えらい高かったばってん…旨かぜ
→珍しいでしょ…皮ごと食べられるバナナ,とても高かったけど…旨いよ
・解体費用のかかるけん、この宅地な家ゴミ買うた方が…安かとげな
→解体費用がかかるので、この宅地は家ごと買った方が…安いんだって
イラストによる用例解説
【翻訳】
「アジの南蛮漬けは、骨ごと軟らかく食えて美味い!大好きだーっ」
「私は上品だから、骨ごとは食べない!やっぱり喉に、小骨が刺さりそうだもの」
【博多・糸島弁検索】
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。