さあごと、すらごと、だまごと、だま

【標準語】虚言、絵空事

【品詞】名詞

【意味】
・真実でないことば、うそ
・たわごと、絵空事
・根拠のない話、作りごと

【同義】さあごと、さごと、すらごつ、すらごと、すさごと、だま、だまごと、らま

【参考】九州の各地で使われる

【関連】「せんすら」:嘘ばっかり
《参考》「千の嘘(すらごと)」の意味で、嘘ばかりのことを言う
《用例》「おまやあセンスラ言うけん…信じられん」
 →「お前は嘘ばっかり言うので…信じられない」

【用例】
・あんたの話な面白か、スラゴトかほんなことか、いっちょんわからん
 →あなたの話は面白い、作り話か本当の話しか、ちっともわからない
・うちの子な大丈夫やろうか?悪か友達のでけてから、スラゴトばっかし言うごとなった
 →うちの子は大丈夫だろうか?悪い友達ができてから、嘘ばかりつくようになった
・おまやあ俺ばなめとらんや?スラゴトもたいがいいしとかな、うっ叩くぜ
 →お前は俺をなめていないか?たわごともいい加減にしておかないと、殴るぞ
・よう…そえん、立板い水の流るるごと次々いスラゴトは言いきるね…詐欺師のごたあ
 →よく…そんなに、立板に水が流れるように次々と嘘が言えるね…詐欺師みたいだ

■TOP画面に戻る
■「知っとう、博多・糸島弁」に戻る

イラストによる用例解説

博多・糸島弁

 

標準語

 

■TOP画面に戻る
■「知っとう、博多・糸島弁」に戻る

【博多・糸島弁検索】

あ(ア) い(イ) う(ウ) え(エ) お(オ)
か(カ) き(キ) く(ク) け(ケ) こ(コ)
さ(サ) し(シ) す(ス) せ(セ) そ(ソ
た(タ) ち(チ) つ(ツ) て(テ) と(ト)
な(ナ) に(ニ) ぬ(ヌ) ね(ネ) の(ノ)
は(ハ) ひ(ヒ ふ(フ) へ(ヘ) ほ(ホ)
ま(マ) み(ミ) む(ム) め(メ) も(モ)
や(ヤ)   ゆ(ユ)   よ(ヨ)
ら(ラ) り(リ) る(ル) れ(レ) ろ(ロ)
わ(ワ)       ん(ン)