しりご
【標準語】尻(臀部、肛門、尻尾)
【品詞】名詞
【意味】
・臀部、お尻
《同義》しりご、しりたぶ、しりったぶら、しりべた、しりぺた
・肛門、尻の穴、大便が出る穴
《同義》しりご、しりのす、しんのす
《参考》「す」は「巣穴」をさし「穴」や「腔」の意味がある、「はなのす」は「鼻の穴」、「みみんす、みみのす」は「耳の穴」のこと
・尻尾、尾っぽ
《同義》しりご、しりのお
【用例】
・甲「シリベタばあつこうたら、はつられたや」、乙「ああた、そおらあシェクハラやが」
→甲「お尻を触ったら、平手打ちをされたよ」、乙「あんた、それはセクハラだぞ」
・甲「シンノスの痒うしてたあらん」、乙「ああた、ジリミミズのおるっちゃなかですな?」
→甲「肛門が痒くてたまらん」、乙「あなた、カイチュウがいるんじゃないですか?」
・甲「シリノオの短かかとが…日本猫と思うばい」、乙「シリノオのちっかたあ、日本猫な?」
→甲「尻尾が短いのが…日本猫だと思うよ」、「尻尾が小さいのは、日本猫なの?」
イラストによる状況解説
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